当社は、社会に貢献する企業であるべく経営理念の1つに、『最先端技術を駆使し、防犯・映像・介護システムの構築を通じて社会に貢献します』と提言しております。当社の事業分野は、秒進分歩で技術革新の著しい分野です。そのため一つのものにこだわらず最新の商品・システムの構築を目指し、常に最適の技術を得てご提供したいと考えています。
こうした行動を通じて社会に役立つシステムを生み出し、“社会貢献”できる企業になりたいと願っています。CSR(Corporate Social Responsibility)の観点において、全従業員及び当社に関係するステークホルダーや環境に対して様々な取り組みを実施しております。
これらの取り組みは全ての事業活動の中で、又国内の全ての事業所において確実に実践し、その活動を周知すると共に、一般に公開します。
ケービデバイスは、若年層の社会人へのスタートアップ支援を行うため、2020年の創業20周年を機に、「Kb-ST基金」を設立しました。またそれと同時に、創業時より行ってきた各種社会貢献プロジェクトを「Kb-ST基金事務局」に統合。継続的な事業活動を通して、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
企業である以上、利益を追求するのは当然ですが、目先の利益を追い求めるだけでは、やがて社会との間に齟齬が生じます。私たちは社会の一員として、創業時より一貫して「企業の社会的責任」と向き合い、京都・滋賀の作業所への「仕事」の創出、海外教育支援等の社会貢献プロジェクトを推進してまいりました。
この度、立ち上げた「Kb-ST基金」は、向学心を持ちながら経済的理由によって修学が困難な生徒を支援し、若年層が社会人として自立できる環境づくりの一助となることを目的としています。今や大学生の2人に1人が何らかの「貸与型奨学金」を利用し、その中の多くが、社会人としてスタートラインに立った時、すでに多額の「借金」を背負っています。しかし、これからの日本を担ってくれるのは、そういった状況下にある若者です。意欲ある若者に対し、生活の不安なく学び働いてもらいたいとの思いから、返済不要の給付型奨学金による支援および奨学金の返済助成を行うことにいたしました。この基金はまだ始まったばかりで、小さな活動資金で運営しておりますが、息の長い活動となるよう取り組んでまいります。